disc review対談:「CD不況」「サブスク」時代の音楽との関わり方
【拡散希望】
— cllctv. (@cllctv_jp) 2016年9月18日
Apple Music、AWAなどの定額配信サービスの利用状況について、一番当てはまるものを選んでください。
Tomohiro:Aplle MusicやAWAなどのサービスを使ったことがない人が60%以上。全く触ってない人が60%以上も居たってのは意外だな。
Shijun:そもそも登録してない人がこんなにいるとは思わなかったな。
Tomohiro:まあこのうちの幾らかが無料アプリみたいなのに流れてて。
Shijun:それもそんなに多くはないよね。意外とみんな曲自体にお金を払ってるんだね。
Tomohiro:だと、なぜ音楽好きに浸透していないのか、ということになってくるよね。
Shijun:ハードルの高さとかはある気がするけどね。
Tomohiro:モノとしてのCDの良さを追求してる人はそんなに居るとは思えないんだけど。
Shijun:うん。三ヶ月無料キャンペーンとかやってたのに、試してない人が多いってことは、そもそも定額配信サービスにあまり魅力を感じてない人が多いんじゃないかな。
Tomohiro:そうだね。俺もそういうタイプだけど。始めるまでの手続きがなんとなくめんどくさそうと感じてたんだけど。
Shijun:新しいサービスを利用する面倒臭さってあるんじゃないかな。あと信念的にちょっと、って人も居そうだよね。あと、音楽に対する好奇心の差とかもあるんじゃないかな。
Tomohiro:なるほど。
Shijun:聴きたい音楽だけ聴くなら全然適したサービスじゃないし。
Tomohiro:聴きたい音楽だけ聴くならyoutubeとかでいいしな。与えられる情報が多すぎるとどうしようもなくなる時ってあるし。そういう漠然とした気持ちがあるのかも。
Shijun:確かに。
Tomohiro:初めのハードルの高さもあるのかも。最先端と消費者との距離があるんだろうね。
Shijun:少しでも自分で音楽を探して行こうと思ってる人なら使ってみてほしいけどなぁ。
Tomohiro:俺はまだ人を介することに信頼感を持ってる部分もあるかな。アナログな話だけど、同じように勧められるのでも、「これを聞いてる人はこれも聞いてる」とかビッグデータ時のものより、信用できる個人の価値観に寄っていくと面白い時があったりするんだよね。例えば勧められて買った時は全然わかんなかったけど、後で聞いたらいいとかもあるし。
Shijun:一応そこらへんも人が作ったプレイリストとかでカバーしてたりもするんだけどね。
Tomohiro:あとは定額配信サービスにないものしか聞いてない人も多そう。俺は激情系ばっかり聞いてしまうけど、それがどこまであるのかわからないし。あくまでもマイナージャンルに特化して聞いてる人は、多分始めていかもしれない。
Shijun:そうだね。マイナージャンルに特化して聞いてる人にはあまりオススメしないね。何かを網羅できるものではないからね。何かの補助にするなら1000円は安いもんじゃないかな、って思うけど。