disc reviewcllctv. 企画 Internal Meeting vol.1 ライブレポート

tomohiro

去る2020年1月18日。cllctv.としては一つのチャレンジであった名古屋を離れての初イベント、Internal Meetingを終えることができました。

 

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出演バンドに関しては、Internal Meetingに寄せてで書いたように万全の布陣を揃え、今まで以上に企画者と演者との一体感を持ちながらの開催であったと自覚しています。とはいえやはり蓋を開けてみるまでは不安な部分も多かったのは事実です。time Tokyoはとてもいいライブハウスですが、やはり京王堀之内という立地は多くの人にとって「遠い」らしく、そういった要素があるいは人の足を遠ざけてしまうのではないか、という思いもありました。結論、1月18日に足を運んでくれたみなさんは35名。東京に限らず、名古屋、京都からも友人が来てくれて万感の思いです。まだまだ新しく始めたことの一歩目であり、この数字がどういった意味を持つのかはわかりませんが、少なくとも35名+Internal Meetingの50名超であの高揚感あふれる空間を生み出せたことはとても嬉しいことです。

cllctv.という媒体もそれなりに年を取ったものになり始めています。その期間の密度がどれほどのものだったか、今までの歩みがどれだけ足跡として残っているかは疑問に思う時もありますが、これからも、自分なりのやり方で自分の好きなものを伝え続けていこう、という勇気をもらえた空間だったことは間違いありません。

この日に関わってくれた全ての方へ、これからもよろしくお願いします。

この日のライブを振り返るにあたって、まずは会場の熱量をずっとその純粋で偏執的な選曲でキープ(あるいは加熱)し続けてくれた、転換DJの神様クラブ、周くんに最大限の感謝を送りたいと思います。

彼のDJは猫を堕ろすのライブで見ていて、誰も知らないのに常に最高の音楽が流れ続ける、という僕の思うDJとしての最高の形を実現していることに感銘を受け、是非今回もとお願いした形になります。皆さんは何回転換中にshazamしましたか?まるでクラブにいるような高揚感があったのではないでしょうか。転換の音楽一つとってもこれだけ会場は楽しくなるのだなと改めて思いました。

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それと毎度会場の熱気を素晴らしく切り出してくれるカメラ担当、志賀くんにも感謝です。今回いつにも増してエネルギッシュな1日でしたが、一枚一枚から思い出せるものがあります。毎度自分も楽しみたいであろうイベントで我慢してカメラを構えてくれる彼がいるからこそ、いつでも鮮明に「あの日のこと」が思い出せるわけです。

 

さて、あの日を彩ってくれた6つの音楽、そのそれぞれを思い返していけたらと思います。

WRITER

tomohiro

エモを中心に枝葉を伸ばして聴いています。アナログな人間でありたいと思っています。野菜がたくさんのったラーメンが好きです。

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