0年0月

2016.07.22

川秋沙 (Goosander)

人造沙洲 (Artificial Shoal)

きらめく蛍光はぽつぽつと、燐光が蒼い残像を引いて

2016.07.21

the overweights

nicogori

正体不明神出鬼没ポップコンシュルジュ

2016.07.15

David Maxim Micic

Bilo 3.0

ヘヴィ・トラフィックの中心に立つ、Djent界の若き旗手

2016.07.13

DJみそしるとMCごはん

ジャスタジスイ

日常を彩る食事、日常を彩る音楽

2016.07.08

We Were Skeletons

Blame & Aging

浮世を皮肉る、がしゃどくろと百鬼夜行

2016.07.07

フーバーオーバー

夜明けの晩

早足で駆け抜けた12年、フーバーオーバーの終着点は

2016.07.01

ベランダ

最後のうた / 朝

朝、静かに息を始める街を、二編の詩で紡ぐ

2016.06.29

my ex

homework

過ぎ去りし虚無を再び迎え撃つ時、音楽はどこまで蒼然と居られるか

京都のインディー・ロックバンド、my exの1stアルバム。エモやパワーポップ、オルタナにシューゲイザーといったジャンルに影響を受けた清涼感のあるサウンドながら、ナードなルーザー気質から来るふらふら感も強く、同郷で仲も良く音楽性も近いbedなどとは一見同じようで、実は全く違った魅力を発しているバンドである。

2016.06.25

明日の叙景

過誤の鳥

熟れて落ちた果実は、異形の芽吹きに強張る

2016.06.23

大森靖子

TOKYO BLACK HOLE

アンダーグラウンドを突き抜けた先、彼女の有名はどう光るのか?

「激情系シンガーソングライター」などと称される大森靖子のメジャー2ndアルバム。激情系と言っても、ただただその感情を無軌道にぶちまけ続けるわけではない。彼女が多感な時期に親しんだであろうJ-POPをベースとしたサウンドの中で、あまりにリアルな、あまりに泥臭い現実を包み隠さず、しかし確信的に歌うのである。もともとはアンダーグラウンドなイメージの強かった彼女だが、大衆性を持ったポップセンスを持つ故、avexからのメジャーデビューを始め、音楽番組以外のテレビ出演や、アニメタイアップの獲得などメジャーフィールドでの活動を広げている。このアルバムのリリースの5ヶ月前には男児を出産するなど、私生活の方もだんだんアンダーグラウンド離れしているようにも見えた。もし子供が生まれてもギターの方が可愛いって言ってた彼女はもう居ないんじゃないか。そんな空気もあった中でのリリースである。