「 Melodic Punk 」に関する記事一覧(9件)

DISC REVIEW

2018年4月16日

駆け抜ける思いのままに、浅く光る青を追いかけて

ONIONRINGTrajectory2009年結成、Vo/Gt. TakeshiとBa/Vo. Taskの二名を中心に根強い活動を続けてきた名古屋のメロディック、ONIONRING。2016年には現ドラムを正式メンバーとして迎え入れ、活...

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2017年9月24日

葉も落ちる晩秋の暖色に歩を進める、脳裏の爽瞬

September DecemberBlack Sheep千葉を中心に活動する4人組エモリバイバル/メロディック、September Decemberの1st。既に各メンバーがそれ以前に様々なバンドでキャリアを積み、90’s emoへの憧れを持っ...

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2016年11月18日

渇いた激情とパンクライクシンギングの微妙な中和点

Captain PlanetWasser Kommt Wasser Gehtドイツはハンブルクのポストハードコア/パンクバンド、Captain Planetの1st。いわゆるポストハードコアや、激情、エモ界隈ではあまりその名前を聞かないように思うドイツ(でもつい最近INFOR...

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2015年11月25日

無常と寂莫の交差点で、メロディアスな溜め息

absentmindedness「SHE」愛知県岡崎市を中心に活動していた3ピースガールズバンド、absentmindednessの2ndアルバム。現在は活動休止中。エモ、メロディックパンクなどの影響を受けた王道なガールズロックで、やや和の心...

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2015年9月1日

風に抜けるあの日のリアル、今日、騒々しさの中で

NAHTNARROW WAYS日本におけるポストハードコア黎明期において、明らかに他のバンド達と違った質感、輝きを放っていたメロディック・ポストハードコアバンド、NAHTの1st フルレングス。活動開始から1年程度で、Fugazi...

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2015年7月28日

ネクラティーンエイジ集約型タッピングポップパンク

QOOLANDそれでも弾こうテレキャスター左右からピロピロとやかましいタッピング奏法の応酬と、ピッチの不安定さが変に耳につく、ボーカル平井拓郎の歌の無駄なキャッチーさが、嫌でも聴く者の脳内四畳半に土足で上がりこむ無遠慮ギターロックバンド、QO...

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2015年7月14日

思い出すのは、むせるような緑の匂い、抜けるような青空

deidSCENE東京、下北沢を中心に活動するティーンエイジライクオルタナティブギターロックを展開するバンド、deidの初の全国流通盤。今の多くの歌モノバンド達と同じくして、楽曲から感じるグランジ、オルタナ、ポストコア...

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2015年6月19日

ブルースカイ・エバー・エバーグリーン

bicycles for afghanistanВозвращение домой (homecoming)ロシアはモスクワで活動する4人組ポップパンクバンド、bicycles for afghanistanの ep。アルバム名及び曲名はそのままでは何のことやらさっぱりなので、Google翻訳による英訳をつ...

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2015年5月3日

僕らの背中を押す潮風のような音楽

ShipyardsAbout Lights少し耳に入れただけで頬がほころぶ軽妙で甘いメロディとコードワーク、3分弱で聴き手を引き込み歌わせてしまうポップネス。エモを織り交ぜた技巧派メロディックパンクバンドの新定番を我々に提示するShipyar...