「 Alternative 」に関する記事一覧(142件)

DISC REVIEW

2021年10月15日

羽搏き、零れ落ちる独白、金色の煌めきの尾

FUJI煌めき 宅録。初音ミクをはじめとしたボーカロイドの隆盛で「一人で音楽を作り切る」ことはそれほど珍しいことではなくなり、今はソフト面の進化も著しく、一人であっても非常に質の高い音楽を完成させることができる世の...

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2020年10月16日

卓上のテープレコーダーから溢れ出す音、音の洪水と言葉

SACOYANSYomosue一聴してまずは飛び込んでくる割れんばかりの爆音。SACOYANSは現福岡在住のシンガーソングライター、SACOYANが周りの人間を集め、その名の通りの徒党を組んで結成したバンドである。彼女の音楽家とし...

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2020年2月9日

長閑に漂う情景と、剽軽な喧騒のミュージック

ophillUFO4Ucllctv.主催のイベント、bookshelfに来てくださってる方々はその名前を知っていることかと思う。名古屋発、ファニーに鳴らすにひねくれポップバンド、ophillが満を辞してのアルバムリリースと...

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2019年9月3日

瞳持つものへ、見据える先を描き、祈りよ胸にあれ

PrimacasataPriscilla - EP東京を拠点に活動する、4人組ポストハードコアバンドPrimacasata。 かつてこのブログでも彼らの初期音源を取り上げた。それから1枚のシングルをリリースしたのが2015年の秋。それ以降、books...

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2019年3月16日

海鳴り待つ朝、窓越しの街の喧騒は倒錯的に

feather shuttles forever図上のシーサイドタウン2019年1月リリース、サックス奏者として知られる東京のhikaru yamadaと、西日本の漁村に住むSSW・マリ(mukuchi)のタッグによる音楽プロジェクト、feather shuttles ...

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2018年10月13日

熱き瞼に入れ替わり、胸突く想いに立ち替わり

SEMENTOS群青東京は新宿で確固たる地位を確立するライブハウス、新宿NINE SPICES。その首魁である藤村”JAPAN”洋平氏を中心に結成された、3ピースエモーティブパンク、SEMENTO...

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2018年9月29日

地に馴染む橙と切れ間無き道に思いを馳せて

猿ダコンクリート空の下、足の先大阪のアンダーグラウンドで、ポストロック/エモの独自解釈を続け、ついにはインプロ的解放感と日本語歌唱に宿る土着的芳醇さが同居してしまったバンド、猿ダコンクリートの2nd mini。 アマゾンの販売ペー...

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2018年9月9日

4つ切りの窓の向こう、何気ない空と人と歌がある

Seal PupDifficultiesUSはアトランタ在住のJake Cookによるソロプロジェクト、Seal Pupの1st album。 最近、というかついぞ昨日友人と、 「今はサブスクの時代だけど、結局白盤とかでCDを作って、物販で...

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2018年7月9日

凪とともに匂い立つ潮と、冷たい霧、輪郭の息遣い

Fog LakeCaptainカナダのニューファンドランドのAaron Powellによる宅録プロジェクト、Fog Lakeの最新作。ニューファンドランドは、カナダの東海岸に位置する島であり、海洋性気候ではあるものの、寒流の影響を...

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2018年7月2日

プログレッシヴと歌謡の狭間で、混乱するエロティシズム

Koochewsen愛のクウチュウ戦東京を中軸に活動するロックバンド、koochewsenのミニアルバム。クウチュウ戦名義での最後の作品でもある。プログレに歌謡曲を組み合わせたある種現代ロックシーンでは珍しい音楽性でデビューした彼らだが...

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