disc reviewsassya- meets cllctv. -mail interview-

tomohiro

Tomohiroこちらとしても、こうしてお話を聞く機会を持てたのはありがたいことですし、今後とも宜しくお願いします!
これは単純な僕の興味なのですが、cllctv.はなんのきっかけで知っていただいたんでしょうか?また、普段参考にされているレビューサイトやディストロなどありましたら聞きたいです。

岩上このレビューを見て!というよりも、オールジャンルに様々な音楽を紹介していて、尚且つ一つ一つを深く掘り下げている所に興味を抱きました。
参考にしているのは、web上よりもsassya-を通して知り合った人から様々なバンドの話しを直接聞くので、その話しを元に色々掘っていることが多いですね。

Tomohiroそうでしたか。オールジャンルというのは、僕ももう一人のライターであるshijunも、cllctv.を始めると決めた時からテーマとして掲げていたことなので、それがこうして今回のインタビューの最初のきっかけとなったのはとても嬉しいです!
バンド同士でのつながりが、新しい出会いにつながっているんですね。こういうフィジカルな情報網って、情報化社会の現代であっても決しておろそかにしてはいけないものですね。
今作を聴いた時、一貫してあるグルーヴ感というか、独特のノリを感じたのですが、ほぼ一発録りでレコーディングされていたとは気づきませんでした。
音源のもう一つ大事な要素であるCDのジャケット等、フィジカルのデザインについてですが、こちらには何かこだわりはありますか?デザインは岩上さんがされているようですが。

岩上歌詞のデザインですとか、全体のデザインは私がやりましたが、前作のlast order、新作のnon communicationのジャケットは、sassya-のベーシストの母親が描いた絵を使用しています。画家として活動している訳ではないですが、凄い才能を持った人です。
ジャケ買いしてしまうようなインパクトがあるフィジカルを心掛けています。
これは偶然だったのですが、過去2作品は女性がモチーフになっています。なので新作も女性をモチーフにしたジャケットにしようと思いました。かなり抽象的な女性ですけどね 笑
そういった統一性も面白いなと思います。

Tomohiroここでも人同士のつながりの話が出てきましたね。笑
つながりを尊重して、それをうまく活動に生かしていることが、sassya-がこれまで確実に歩みを進めてこれたことの証拠なのでしょうね。
今作のジャケット、購入にあたってとても興味を惹かれたもので、音楽性を暗示するような曲線が多いながらも硬質なタッチ、抽象的で含みを感じるモチーフなど、とても素敵だと感じていました。
女性がモチーフというのは、正直言われて初めて気がついたのですが。笑
とても暗示的でカッコいいデザインだと思います。
最後となってしまうのですが、もう一つだけ気になっていたことを聞かせてください。
sassya-の音楽性は、ライブハウスのシーンとしてはあまり息づいていないジャンルに分類されるかと思います。今後の自分たちの活動の展望や考えがありましたら、聞かせてください。

WRITER

tomohiro

エモを中心に枝葉を伸ばして聴いています。アナログな人間でありたいと思っています。野菜がたくさんのったラーメンが好きです。

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