「 Tokyo 」に関する記事一覧(147件)

DISC REVIEW

2017年5月4日

カクセイ、エキゾチック中東トリップヒップホップ

コッテルチャンキーヒールエレクトロニカ、アンビエント、トリップホップあたりの音楽をベースにウィスパーボイスが乗るふわふわとした癒し系チルアウトミュージックを奏でていたのが2ndアルバムまでの彼女(köttur名義)であった。...

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2017年4月26日

フォーキーにダンサブルに、心と体を揺らす無常の美

MONO NO AWARE人生、山おり谷おり東京は八丈島で結成された4人組バンド、MONO NO AWAREの1stフルアルバム。初の全国流通盤ながら既に完成度は十分。グルーヴィーなバンドアンサンブルは体を心地よく揺らしてくれるし、フォーキーな...

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2017年4月20日

驚異の変態性と抒情性を併せ持つ、プログレッシヴポップ

トルネード竜巻AnalogMan fill in the blanksトルネード竜巻を形容するのは難しい。 トルネード竜巻はプログレであり、ポストロックであり、ネオアコでありエレクトロニカでありジャズでありオルタナでありニューウェーヴである。変態的なコード進行を用いたり...

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2017年4月14日

眼窩を焼く白眩、眈々と黒斑を染めて

heaven in her arms白暈実にアルバムとしては7年ぶりの新作である。国内の激情シーンを圧倒的情景描写力と感傷の奔流をもって牽引するバンド、heaven in her armsの3rdアルバム、”白暈”が...

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2017年3月31日

乳白に包まれる、紅茶色の午睡

MAMALAID RAGthe essencial MAMALAID RAG2000年初頭に1st miniから”春雨道中”が各FM局でのパワープレイを獲得し、メジャーデビューを果たす、オーセンティックでラグジュアリーなバンドMAMALAID RAGの...

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2017年3月22日

シティポップムーヴメントの先を歩く、現代のフューチャーフォーク

木下美紗都それからの子供作詞、作曲のみならず編曲、録音、演奏まで自分でこなす女性シンガーソングライター、木下美紗都のアルバム。蓮沼執太フィルでの活躍も有名だろうか。ジャズ、フュージョン、エレクトロニカ、フレンチポップ、ヒップ...

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2017年3月17日

濃紺のメロディに差す、群青色の憧憬と焦燥

The CheseraseraWHATEVER WILL BE, WILL BEThe Cheserasera。東京で活動するスリーピースバンドである。バンド名の由来は言うまでもなく、スペイン語の「Que Sera Sera」であり、曲と合わせて日本人とはいえどもほとんどの人が知...

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2017年3月16日

クールに燃える熱量が楽しい、今注目のUK風ダンスロック

DATSDIVE東京の4人組バンド、DATSのEP。2013年結成ながらサマーソニックに2年連続で出演経験があるなど、今注目度の高いバンドの一組である。メンバーのうち二人はyahyelとしても活動して居る。UKロック...

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2017年3月10日

疾走の中に寂寞が宿る歌、ソリッドな衝動の果てへ

FOX LOCO PHANTOMPUBLIC EYE東京の5人組、FOX LOCO PHANTOMの2009年発売の3rd mini album。切れ味抜群のオルタナティヴなロックンロールを得意としている彼らだが、このアルバムはタワーレコード限定版とい...

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2017年2月24日

優雅な都会の夕景が似合う、成熟したAOR

ヒッグスヴィルWELCOME BACK日本の三人組バンド、ヒッグスヴィルのアルバム。前作「マイレージ」から空くこと15年、満を辞して2014年に発売されたアルバムである。出自はネオGSシーンながら、渋谷系シティポップ、AORシーンの重要バ...

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