「 Tokyo 」に関する記事一覧(147件)

DISC REVIEW

2021年10月15日

羽搏き、零れ落ちる独白、金色の煌めきの尾

FUJI煌めき 宅録。初音ミクをはじめとしたボーカロイドの隆盛で「一人で音楽を作り切る」ことはそれほど珍しいことではなくなり、今はソフト面の進化も著しく、一人であっても非常に質の高い音楽を完成させることができる世の...

DISC REVIEW

2019年9月3日

瞳持つものへ、見据える先を描き、祈りよ胸にあれ

PrimacasataPriscilla - EP東京を拠点に活動する、4人組ポストハードコアバンドPrimacasata。 かつてこのブログでも彼らの初期音源を取り上げた。それから1枚のシングルをリリースしたのが2015年の秋。それ以降、books...

DISC REVIEW

2018年12月20日

全感覚を肯定せよ、平らき世の隅に埋もれるなかれ

長谷川白紙草木萌動大学生シンガーソングライターだとか、ネット界隈で話題の10代アーティストだとか、なかなかに生臭い文字が踊っている。今日は、インターネットでミュージックを鳴らし続けている、実体の知れない長谷川白紙という...

DISC REVIEW

2018年10月13日

熱き瞼に入れ替わり、胸突く想いに立ち替わり

SEMENTOS群青東京は新宿で確固たる地位を確立するライブハウス、新宿NINE SPICES。その首魁である藤村”JAPAN”洋平氏を中心に結成された、3ピースエモーティブパンク、SEMENTO...

DISC REVIEW

2018年8月14日

音楽への愛をカバンに詰めて、いざ黄金の未来へ

住所不定無職GOLD FUTURE BASIC,日本の若いバンドの常として、最初に世に出た時のイメージから脱却するのは難しい。故に見過ごされる名盤というのもまた多いのである。 誤解を恐れずに言えば、ガレージ、ローファイ界隈から現れた激ポップ色物ガー...

DISC REVIEW

2018年7月23日

渦巻く熱気のかすめる、四隅の正鵠

KIRINJI愛をあるだけ、すべて今年は、KIRINJIが結成20周年の年らしい。さらに突っ込んだ話をするなら、キリンジから、弟泰行が脱退しKIRINJIになったのは、2013年のことなので、KIRINJIとしては5周年。いずれもメモ...

DISC REVIEW

2018年7月2日

プログレッシヴと歌謡の狭間で、混乱するエロティシズム

Koochewsen愛のクウチュウ戦東京を中軸に活動するロックバンド、koochewsenのミニアルバム。クウチュウ戦名義での最後の作品でもある。プログレに歌謡曲を組み合わせたある種現代ロックシーンでは珍しい音楽性でデビューした彼らだが...

DISC REVIEW

2018年6月24日

嚥下される鉛色の夜と、ひっかき傷

taiko super kicks霊感都内を中心に活動する、四人組オルタナティブ、Taiko Super Kicksの1st mini。2015年のFUJI ROCK ROOKIE A GO-GOに出演を果たし、その後も2015年、今年と...

DISC REVIEW

2018年6月9日

今あるわたし、今まであったわたし、それは先へ続く

paionia白書僕がpaioniaに出会ったのは確か大学1年生の頃だったと思う。1stは出ていて2ndは出ていない頃だったはず。当時(というほど過去っぽい話でもないかもしれないけど)の僕はまだTSUTAYAでCDをレ...

DISC REVIEW

2018年4月1日

目覚めよ、得よ、新天の霞の味を知るべし

国府達矢ロックブッダさて、2018年リリースとこの先くくられるであろう数多の音楽アルバムの中でも間違いなく2018年という年を象徴することになる一枚のアルバムがリリースされました。国府達矢作”ロックブッダ&#...

1 2 3 4 5 15