「 Japan 」に関する記事一覧(255件)

DISC REVIEW

2021年10月15日

羽搏き、零れ落ちる独白、金色の煌めきの尾

FUJI煌めき 宅録。初音ミクをはじめとしたボーカロイドの隆盛で「一人で音楽を作り切る」ことはそれほど珍しいことではなくなり、今はソフト面の進化も著しく、一人であっても非常に質の高い音楽を完成させることができる世の...

DISC REVIEW

2020年10月16日

卓上のテープレコーダーから溢れ出す音、音の洪水と言葉

SACOYANSYomosue一聴してまずは飛び込んでくる割れんばかりの爆音。SACOYANSは現福岡在住のシンガーソングライター、SACOYANが周りの人間を集め、その名の通りの徒党を組んで結成したバンドである。彼女の音楽家とし...

DISC REVIEW

2020年2月9日

長閑に漂う情景と、剽軽な喧騒のミュージック

ophillUFO4Ucllctv.主催のイベント、bookshelfに来てくださってる方々はその名前を知っていることかと思う。名古屋発、ファニーに鳴らすにひねくれポップバンド、ophillが満を辞してのアルバムリリースと...

DISC REVIEW

2019年9月3日

瞳持つものへ、見据える先を描き、祈りよ胸にあれ

PrimacasataPriscilla - EP東京を拠点に活動する、4人組ポストハードコアバンドPrimacasata。 かつてこのブログでも彼らの初期音源を取り上げた。それから1枚のシングルをリリースしたのが2015年の秋。それ以降、books...

DISC REVIEW

2019年5月13日

とおく、はやく、日々へと言葉を寄せ

羅針盤ソングライン大阪に端を発するパンク・アヴァンギャルドにおいてカルトであるボアダムズ。そのギタリストとして初期を支え、ROVO、MOSTなど数多くのバンドに参加、大阪アングラを支える難波ベアーズの店長でもある要人、...

DISC REVIEW

2019年3月16日

海鳴り待つ朝、窓越しの街の喧騒は倒錯的に

feather shuttles forever図上のシーサイドタウン2019年1月リリース、サックス奏者として知られる東京のhikaru yamadaと、西日本の漁村に住むSSW・マリ(mukuchi)のタッグによる音楽プロジェクト、feather shuttles ...

DISC REVIEW

2018年12月20日

全感覚を肯定せよ、平らき世の隅に埋もれるなかれ

長谷川白紙草木萌動大学生シンガーソングライターだとか、ネット界隈で話題の10代アーティストだとか、なかなかに生臭い文字が踊っている。今日は、インターネットでミュージックを鳴らし続けている、実体の知れない長谷川白紙という...

DISC REVIEW

2018年10月13日

熱き瞼に入れ替わり、胸突く想いに立ち替わり

SEMENTOS群青東京は新宿で確固たる地位を確立するライブハウス、新宿NINE SPICES。その首魁である藤村”JAPAN”洋平氏を中心に結成された、3ピースエモーティブパンク、SEMENTO...

DISC REVIEW

2018年9月29日

地に馴染む橙と切れ間無き道に思いを馳せて

猿ダコンクリート空の下、足の先大阪のアンダーグラウンドで、ポストロック/エモの独自解釈を続け、ついにはインプロ的解放感と日本語歌唱に宿る土着的芳醇さが同居してしまったバンド、猿ダコンクリートの2nd mini。 アマゾンの販売ペー...

DISC REVIEW

2018年8月25日

脈動する星々と、零れ落ちる夜空、粟立つ地平

UlmAfter Dark名古屋で結成された4ピースシネマティックポストロック、Ulmの1st。monoからの強い影響を語りつつ、さらにはVirgin Babylon Records周辺のVampilliaを始めとするエクスト...

1 2 3 4 5 26